助産院には助産師は常在していますが、医師はいません。緊急時は嘱託医の指示の
下に医療行為を行いますが、それ以外での医療行為は行いません。
そのため、医療が必要でない方のみが助産院でのお産ができます。
何らかの合併症をお持ちの方や前置胎盤、妊娠糖尿病などの正常でない妊娠経過の方は、
助産院でのお産はできません。
しかし、妊娠中から産後にかけてのいろいろな相談やケアに関してはお手伝いできることも
ありますので、必要な場合はご相談ください。
お産のスタイルというと、何かそういうものがあるようですが、実はありません。
産みたい時に産みたい姿勢で産みたいように産んでいただけたらと思います。
フリースタイルとかアクティブバースとかと言われたりもしますが、呼び方にはこだわりません。
助産師は赤ちゃんやお母さんが危なくないように、お母さんの動きに合わせて動きます。
だからと言って野外で産むとか、トイレにこもってひとりで産むとかは無しでお願いします。
お産の時は助産師を寄り添わせてくださいね。
女性の産む力が弱くなっていると言われる昨今ですが、それでも人間は何万年も産み続けて
今生きている人たちが存在しているのですから、根底には産む力というのは備わっていると
思います。
いちご助産院では、その力が発揮されるのを邪魔しないような環境でお産ができるように
お手伝いさせていただけだらと考えています。
どのような環境がよいかというと、一般的には暗くて狭くて暖かい静かな部屋です。
お産のホルモンはリラックスしていないと出ないので、ほとんどの方がリラックスできる
環境がそのような環境ということになります。
それは、こころとからだの声に集中できる環境です。
その他に個々人で異なるものもあります。
一番は、お産の時に誰にそばにいて欲しいかです。
また、どんな香りでリラックスできるか、音楽はあった方が良いのか、どんな音楽が良いのか、
いつも使っている物が傍にあるといいのか(例えば枕とかタオルとかぬいぐるみなど)
など、ひとり一人違っています。
どんな風に赤ちゃんを迎えたいかを家族と話し合って、バースプランを立ててみる
というのもおすすめです。
ただ、プランは絶対ではなく変更可能なものと思っておいた方がよいと思います。
実際のお産が始まってみると、事前に考えていたものとは感じ方が違うことがあるからです。
その時のこころとからだの声に従って動く方が、お産もスムーズですし、あとで後悔することも
ありません。遠慮や我慢はお産の時にはしないことです。
その辺りの気持ちを察するには、妊娠中からのお付き合いがとても大切だと思っています。
日本のお産子育て情報はこちら
REBORN http://www.web-reborn.com/
鹿児島のお産・子育ての情報はこちら
NPO法人Reばーす http://iiosan-rebirth.jimdo.com/
トップ
いちご助産院のご案内
妊婦健診について
入院について
赤ちゃんと母乳育児
子育てピアサロン わ
|